【現地ガイドが解説】アンコールワット観光でチップは必要? カンボジアでのチップ文化と相場まとめ

こんにちは!

私達は、カンボジア・アンコールワットで日本語のプライベートツアーを毎日開催しているワンダフル・ガイドツアーです。

「アンコールワットやベンメリア、タプロム遺跡など、クメール王朝期に建てられた荘厳な遺跡群を見てまわりたい」と考えてカンボジア旅行を計画している方は多いですよね?

しかし、カンボジアという未知の国を旅行するにあたっては

  • そもそもカンボジアではチップが必要なのか?
  • どれくらいの金額をわたす必要があるのか?
  • 知っておいた方がいい注意点はあるのか?

この記事では、以上の疑問にお答えします。

カンボジアにおけるチップ文化と知っておきたい情報をまとめてチェックしましょう。

カンボジアではチップは不要?旅行前に知っておきたい3つのこと

カンボジアではチップを渡すのは任意です。完全に人によるところが大きいです。欧米圏で見られる「半ばチップ文化を強制してくる文化」ではないので安心してください。

遺跡群の観光中や移動中、ホテル滞在時などに、現地人から特にいいサービスを受けたと感じた時は、気持ちとしてチップを渡すのが好ましい場面もあります。

ここでは、カンボジアのチップ文化についてより深掘りして解説していきます。

1.カンボジアではリエルと米ドルが流通している

カンボジア国内で流通している通貨には、カンボジア・リエル(1000リエル=約40円)とアメリカ・ドルの2種類があります。リエルはカンボジア国立銀行が発行している法定通貨ですが、通貨価値の不安定さからアメリカ・ドルの流通が主流になっているのが現状です。

各種のデータを参照すると、リエルとドルが2対8の割合で流通している感じですね。

使い勝手を考えると、2000リエル札〜10万リエル札を使用する頻度が高いでしょう。

ただし、カンボジアを含む東南アジアでは現金を使う場面が減りつつあります。「リエルで払うべきか、米ドルで払うべきか」を悩むくらいなら、カード払いがおすすめです。

【現地ガイドが解説】カンボジアで使える通貨を解説 リエルとドルの使い分け・違いまとめ

2.チップは必須ではない(感謝の気持ちで渡す感じ)

カンボジアでチップの受け渡しはマストではありませんが、特にいいサービスを受けたと感じた時は、気持ちとしてチップ(リエルでもOK)を渡してあげるのがおすすめです。

たとえば、ホテルや食堂、ツアーに同行したガイドなど、サービスを何度か利用して顔見知りになった人に対しては、気持ちでチップをわたすことでさらに仲良くなれるでしょう。

カンボジアにチップをあげる文化はありませんが、あなたが気に入ったサービスに対して感謝の意を示すためには、少額のリエルをわたすのがいいかもしれません。

3.【体験談】チップの目安は1,000〜2,000リエル前後

「カンボジアで気持ちのいいサービスを受けたのでチップを渡そうと思うけど、チップの相場感についてよくわからない...。」と思いつめてしまう方もいるのではないでしょうか?

ここでは、筆者の体験談からチップの目安や渡し方についてまとめてみました。

サービスの種類 チップ相場の目安(米ドル) 一言コメント
ローカル食堂 基本的に不要 お釣りの小銭を渡す程度でも喜ばれます
観光客向けレストラン 支払い総額の5〜10%程度、

またはお釣りの端数

サービス料(Service Charge)が会計に含まれている場合は基本的には不要です。
ポーター(ベルボーイ) 荷物1つにつき$1程度 部屋まで荷物を運んでもらった際に手渡します
ベッドメイキング 1泊あたり$1〜$2 毎朝、枕元やベッドサイドテーブルに置きます
ルームサービス $1〜$2 運んできてくれたスタッフに渡します
コンシェルジュ $1〜$2 自分たちから頼んだ急な予約や手配をしてもらった場合に渡します
トゥクトゥク/バイクタクシー 基本的に不要 事前に料金交渉するため必須ではない
タクシー/配車アプリ 基本的に不要 お釣りの端数を渡す程度で十分です
ツアー・アクティビティ 半日:$5〜$10、終日:$10〜$20 ガイドの質や満足度に応じて調整しましょう。ツアー終了後に直接渡します
セラピスト 施術料金の10%程度、または$1〜$5 施術に満足した場合、終了後に直接手渡すか、受付で担当者を指名して渡します

カンボジアでチップを渡す際の4つのポイント

カンボジアでチップを渡す際には、以下の4つのポイントについてチェックしましょう。

  • チップは義務ではない!無理に渡すことはない
  • くしゃくしゃの紙幣は受け取り拒否されるかも?
  • リエルでも米ドルでも大丈夫
  • 感謝の気持ちを述べながら渡してみよう

ここでは、カンボジアのチップに関してよくある疑問を解消してみては?

1.チップは義務ではない!無理に渡すことはない

何度も繰り返しになりますが、カンボジアではチップの受け渡しは任意です。

「このレストランは高級だからチップを渡すべき?」とか、「ホテルのベルボーイさんには必ずチップを渡すべきなのだろうか?」と悩んでしまう必要はありません。

まずはサービスに満足したかを自問自答してみて、サービスを提供してくれたスタッフに対してチップを払って感謝の意を表したいと思うなら、チップを渡すようにしましょう。

あくまでも自分の主観的な判断でチップの受け渡しの判断をしてみては?

2.くしゃくしゃの紙幣は受け取り拒否されるかも?

カンボジアでは米ドルの流通が主流です。リエル札がくしゃくしゃだと、お買い物でリエル払いを拒否されてしまうこともあります。ただし、チップとなれば話は別です。少額のリエル札を渡しても、喜んでチップを受け取ってくれるケースがほとんどだといえます。

ただし、あまりにも汚れが目立つ紙幣やくしゃくしゃな紙幣は避けるのが無難です。

3.リエルでも米ドルでも大丈夫

カンボジアでチップを渡す際は、リエル札でも米ドルでもOKです。ただし、気前よく米ドル紙幣をチップとして渡していると、円換算した時に後悔してしまうことも考えられます。少額リエル札や1米ドル札など、小額紙幣をメインにチップを考えるのがおすすめです。

4.感謝の気持ちを述べながら渡してみよう

カンボジアでチップを渡す際には、無言で渡すよりも現地後で「ありがとう」と言いながらチップを渡す方が感じがいいです。「オックン(ありがとう)」「オックンチュラーン(どうもありがとう)」などの言葉を添えて、チップを渡してみましょう。

カンボジアで気に入ったサービスにはチップを渡してみよう!

以上、カンボジアのチップ文化の概要やチップ金額の目安、チップを渡す際に知っておきたい4つのポイントについてご紹介しました。

この記事のポイント!

  • カンボジアではチップは任意
  • 紙幣はリエルでも米ドルでもOK
  • 感謝の気持ちや満足感をチップで表現する

カンボジアではチップを渡すかどうかは完全に任意です。チップ金額にはおおよその目安がありますが、これに従う必要はありません。チップを渡す際は感謝の気持ちを言えるといいでしょう。

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