【現地ガイドが解説】アンコールワット観光・女性の服装で気をつけることまとめ

こんにちは!

私達は、カンボジア・アンコールワットで日本語のプライベートツアーを毎日開催しているワンダフル・ガイドツアーです。

 

カンボジアといえば、世界遺産アンコールワットですよね。

一生に一度は訪れたい観光スポットですが、実は今も多くの人々が神に祈りを捧げる神聖な場所です。

そのため、入場には厳格な「ドレスコード(服装規定)」が存在します。

また、ドレスコードがない場所でも、日本とは違う慣れない環境ですから、服装については気をつけておくべきことがいくつかあります。

 

  • 女性がアンコールワット観光する際の服装
  • アンコールワット観光する際のマナー
  • 服装に関してよくある質問

この記事では、以上の疑問にお答えします!

「せっかくアンコール・ワットに行ったのに入場を断られた…」なんてことにならないよう、事前にしっかりと服装とマナーをチェックして、安全かつ快適な旅を楽しみましょう。

アンコールワットのドレスコードの概要については以下の記事も参考にしてくださいね👇️ 
アンコールワット観光におすすめの服装とは?快適な服装&ドレスコードを解説

女性のアンコールワット観光は服装の注意が必要

女性 服装 アンコールワット

カンボジアのアンコールワット遺跡群を訪れる際、最も気をつけたいのが服装選びです。

南国の日差し・暑さ対策もしつつ、TPOをわきまえたスタイルが求められます。

1.男女ともに過度な露出は禁止

アンコールワットはクメール王国の遺跡であり、地元住民たちにとって神聖な寺院です。

  • NGな女性の服装の例: タンクトップ、ノースリーブ・キャミソール、ミニスカート、ショートパンツ(膝上丈)、大きく背中が開いた服など

そのため、肌の露出が多い服装は男女問わず禁止されています。

服装の基本ルールは「肩と膝が隠れること」です。各遺跡の入り口などで服装チェックがあり、服装の規定を満たしていないと入場を断られるケースが多々あります。

2.防犯上の観点でも服装には気をつけるべき

カンボジアで観光客を狙ったスリやひったくりは、残念ながらゼロではありません。

前述したような露出が多すぎる服や、一目で高価とわかるブランド品で着飾ることは、こうした軽犯罪のターゲットになりやすいため避けるのが無難です。

また、遺跡内は足場が悪い場所も多いため、ヒールやサンダルではなく、履き慣れたスニーカーなどを選ぶことが、転倒などのトラブル防止に繋がります。

詳しくは[在カンボジア日本大使館のページ]をチェックしましょう。

3.特に中央祠堂・第3回廊では服装を再確認!

アンコールワット 第三回郎

アンコールワットの中で最も眺めがよく、神聖な場所とされるのが「第三回廊(中央祠堂)」です。

ここの服装チェックはとても厳しいことで有名です。

遺跡の入り口では「スカーフやショールを羽織って肩を隠す」ことで入場できる場合もありますが、第三回廊ではスカーフやショールで肌を隠すだけでは不十分です。

必ず「袖のある服」と「膝が隠れる丈の長いズボンやスカート」を着用している必要があります。

ここに入れなければアンコールワット観光の魅力は大きく失われてしまうため、最初から規定をクリアした服を着ていくことを強くおすすめします。

また、本堂に上がる際は靴や帽子は脱ぐのがマナーです。覚えておきましょう。

【知っておきたい】アンコールワット観光中のマナー

アンコールワット 遺跡

アンコール・ワット遺跡では服装だけでなく、旅行者としての振る舞いにもマナーがあります。

現地人や信仰へのリスペクトを持つことで、より深い体験ができるはずです。

1.遺跡内では騒がない

遺跡は祈りの場です。せっかくの観光だからと大声で騒いだり、ふざけあったりする行為は控えましょう。

静かな雰囲気の中で遺跡の空気を感じることも、旅の醍醐味の一つです。

2.僧侶には敬意を持って接する

オレンジ色の衣をまとった僧侶を見かけた際は、すれ違うときは道を譲り、合掌をすると丁寧です。

また、 カンボジア仏教では、女性が僧侶に触れることは厳格に禁じられています。

仮に記念撮影を頼む際なども、あまり近づかないようにしましょう。

3.禁止エリアには立ち入らない

遺跡保護のため、または崩落の危険があるために立ち入り禁止となっているエリアがあります。

ロープや看板がある場所には絶対に入らないでください。ルールを守ることが、貴重な世界遺産を後世に残すことに繋がります。

アンコールワット観光における女性の服装に関する質問

アンコールワット 服装 Q&A

アンコールワット観光の服装に関しては、いくつかの質問がよく見受けられます。

カンボジアでの遺跡観光を十分に楽しむためにQ&Aをチェックしましょう。

Q1.具体的なドレスコードはありますか?

前述した通り存在します。以下の基準を満たしていれば基本的に問題ありません。

  • トップス: 長袖のTシャツやブラウス(肩が完全に出ないもの)
  • ボトムス: 膝が隠れる長さの長ズボン、またはロングスカート

Q2.ドレスコードに違反するとどうなるの?

各スポットの入り口で係員に止められ、入場を拒否されます。

その場で着替えるか、何か購入してくるまで入れないため、時間もチケット代も無駄になってしまいます。

Q3.暑さとドレスコードを両立できる服装は?

カンボジアの気候は高温多湿です。以下の服装の工夫がおすすめです。

  • 素材: 麻(リネン)や薄手のコットンなど、通気性の良い素材を選ぶ
  • 形: ゆったりとしたワイドパンツやロングスカートを選ぶと涼しい
  • 機能性インナー: 吸汗速乾性のあるインナーを着ると快適さが違う

Q4.現地でも衣服は購入できますか?

オールドマーケットやナイトマーケットには、観光客向けにタイパンツやTシャツが大量に売られています。

1着3ドル〜5ドル程度と安価で、薄くて涼しく、現地の雰囲気にも合うのが特徴です。

現地でいくつか調達して気分に合わせて着替えるのもいいでしょう。

Q5.衣服以外にも、肌着や下着類などは購入可能?

スーパーマーケットや市場で購入可能です。

ただし、日本とはサイズ感や素材の質が異なる場合があります。

使い慣れたものを持参するか、余裕を持って準備しておくのが安心です。

Q6.カンボジアの伝統衣装などを現地で購入することも可能ですか?

市場ではカンボジア万能布「クロマ(スカーフ)」が購入できます。

また、写真撮影用に伝統衣装のレンタルや、オーダーメイドで作れるお店もあります。

旅の記念に一着あつらえるのも素敵な思い出になります。

ルールに則った服装でアンコールワット観光を楽しもう!

この記事では、アンコールワット遺跡観光にふさわしい服装やマナー、よくある質問についてご紹介しました。

この記事のポイント!

  • 肩や膝が隠れる服装を心がける
  • 大声は出さない。無闇に騒がない
  • 女性は僧侶には近づかない

「ドレスコード」と聞くと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、「TPOに適した、動きやすくて涼しい服装」であればOKです。

現地の文化を尊重してマナーを守ることは、あなた自身の安全と快適な旅にもつながります。

準備を万端にして、神秘的なアンコールワットの旅を存分に楽しんできてくださいね!

シェムリアップで経験豊富な日本語ガイドと一緒にトゥクトゥクに乗りながら遺跡めぐりをしたいと考えている方は、当社ワンダフルガイドツアーのツアーがおすすめです。

アンコールワット・アンコールトム遺跡エリアのチケット購入前の方にも、最適なチケット購入の種類などのご提案も可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください!

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